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2007年04月17日

まだまだある!マスコミによる嘘・誤報・捏造・冤罪事件

 みなさん、次の事件を覚えていますか?

 福岡の小学校教諭が、担任する児童の特定の一人を「外国人の血が混じっていて汚らわしい」と「10カウント」「ミッキーマウス」「ピノキオ」などの体罰でいじめ続けたために、その児童が重度のPTSDになったという、2003年にあった事件です。

 上にあげた体罰の名称で事件を思い出された方もいらっしゃるでしょうが、念のためマスコミで報道されていた事件の概要を紹介しておくと……

 家庭訪問の際、保護者の発言から児童の祖父がアメリカ人であることを知った担任教師が、それから以降その児童に対してだけ帰りの会のときに「10数えるうちに帰りの用意をしないと『ミッキーマウス』や『ピノキオ』などの体罰をするぞ」と脅すようになった。

 ものすごい速さで10カウントし、帰りの用意(教室後ろのロッカーまでランドセルを取りに行き、机まで戻って教科書等をランドセルにしまい終わるまで)が間に合わないと、その児童の体が浮くまで左右の耳を両手で引っ張りあげる「ミッキーマウスの刑」や、児童の体が振り回されるほど鼻を持って振り回す「ピノキオの刑」などの体罰を毎日のように続けた。

 その体罰によって、児童は耳たぶが切れたり、鼻血を出して帰宅することがあり、さらにはその担任から「死に方を教えてやるから自分で死ね」と脅され自宅マンションの最上階から飛び降りようとしたこともある。

 児童は、その担任教師が乗っている車に似た車を見ただけでガタガタと全身の震えがとまらなくなったり、夜中に嘔吐を繰り返すなど重度のPTSDになり入院した。

 もけもけは、この事件のことを歯医者さんの待合室に置いてあった週刊誌でたまたま読んで、「ひどい教師がいるもんだ!」と憤慨した記憶があります。

 この事件、その週刊誌が火付け役になって、テレビ等でも大々的に取り上げられていたので覚えている方も多いんじゃないかと思うんですが、これが全くの冤罪事件だったら……!?

 実は、この事件の詳しいいきさつとその後が取材され「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」という本になって出版されています。ネタばれになってしまうので詳しくは書きませんが、最初から嘘で塗り固められた冤罪事件だったようです。

でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相
福田 ますみ
新潮社 (2007/01/17)
売り上げランキング: 36827
おすすめ度の平均: 4.5
5 猫屋の親爺
4 あまりにも恐ろしい事件
5 マッスルマン

 この本「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」で書かれていることが真実ならば、めちゃくちゃひどい話です。

 もともといじめもなければ、PTSDになったというのも誤診。それなのに、この担任教師は担任をはずされたばかりか懲戒処分を受けているのです。マスコミによる報道で世間からは「殺人教師」のレッテルを今も貼られたまま……。

 マスコミはいつものことですが、当時この担任教師のことを叩くだけ叩いておいて、世間の関心が薄れたらその後のことはさっぱり報道してくれません。テレビなんか特にそうですね。よほどの凶悪刑事事件のみ、判決をちょこっと紹介するくらいなもんで。

 誤報をした場合も、よほど世間から非難を浴びない限り、訂正や謝罪をすることもないですし。

 マスコミは疑問に思わなかったのかな? この事件の不思議なところは、刑事事件としては扱われなかったことです。

 報道されていたいじめが事実なら、実際に精神的にも肉体的にも傷害を負わせているわけですから逮捕されておかしくないですし、その児童の両親が警察に被害届けを出していないのが不思議です。(あの騒音おばさんでさえ逮捕されたのに……。)母親が主張する児童のPTSD症状が、とにかくすさまじいものですから。

 民事事件として両親は裁判を起こしていますが(現在第二審を係争中)、民事事件は刑事事件と違って警察や検察が捜査してくれないですから、裁判の当事者が自分で立証するしかないんですよね。

 この担任教師の立場だと「いじめはなかった」ことを自分で証明しなければ、「いじめはあった」ことにされてしまうのです。裁判に詳しい方ならご存知でしょうが「○○したことがあった」ことを証明することより「なかった」ことを証明する方が難しいことなのです。

 さらに、刑事事件なら白(無罪)か黒(有罪)かはっきりしますが、民事事件では片方だけの主張が全面的に受け入れられることは滅多にありません。無難に双方の言い分の中間をとって判決されることが大半です。

 なので、この事件の裁判(第一審)でもPTSDにかかっていないことは認められても、いじめ自体が全くなかったことにまではされず、少しはあったこととして判決されちゃってます。これが民事事件裁判の怖いところなんですよね。

 おまけに、この担任教師の可哀想なところは、マスコミの過熱報道によって同情した全国の弁護士たちによって両親側には500人に及ぶ大弁護団が結成されたのに、担任教師の弁護を引き受けてくれる弁護士が見つからないまま裁判が始まっているところ。後に弁護を引き受けてくれる弁護士は見つかっていますが、哀れすぎます。

 マスコミを利用したり刑事事件として告発せず民事事件だけを起こす方法をとったことからも児童の両親側の悪意がみてとれますが(なぜこのようなでっちあげの嘘をつくのか動機は不明)、いじめの実態やPTSDの症状を両親の話だけから鵜呑みにし、取材も検証もしないで報道したマスコミと診断した精神科医師もひどすぎです。

 日本人って特に「被害者と名乗る者」が語る話を何一つ疑わず信じる傾向がありますよね。この事件に限らず。「人がいい」をとおりこして、ばかとしかいいようがない。どうしてなんだろう?

 こんなばかな話がまかりとおるから、松本サリン事件の河野さんのような大冤罪事件だとか痴漢冤罪が起こったり、繰り返されることになるんでしょうね。(余談になりますが最近多い痴漢冤罪については「それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!」を読むがよろし。)

 とにかく誰もがこういった冤罪事件に巻き込まれる可能性があって、マスコミがそれをまともな取材なしに大宣伝してくれちゃうことが実際にあるということ。

 怖いことですよ、これはマジで。あるある大事典の捏造問題なんか、かわいいものに思えてきますよ、ほんとに。

 嘘といえば、今、マスコミがさんざん地球温暖化だとか環境問題のことを煽って、政府もリサイクル法案を次々作っていってますけど、これにも嘘がたくさん混じっていることを知ってますか?

 知らない人は「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」という本を必読!

環境問題はなぜウソがまかり通るのか
武田 邦彦
洋泉社 (2007/02)
売り上げランキング: 7
おすすめ度の平均: 4.0
5 真の地球環境問題に取り組みべき
4 今度はこれを「教義」にしないようにしないと…。
4 そこそこ

 環境問題における「ウソの話」を、科学者である著者が科学的なデータに基づき解説している本です。マスコミが報道している内容がいかに嘘ばかりであるか、よく分かります。環境問題に興味がない人も是非読んでみるべし!

 例えば、ペットボトルをリサイクルすることで資源を7倍使っている事実が隠蔽されていること。せっかく回収されたペットボトルも一部だけリサイクルされ残りは焼却されている(あまりにコストがかかりすぎるため)こととか、ペットボトルはペットボトルにリサイクルできないこと、ペットボトルを原料に戻すために余計に石油が使われることになること、etc。

 スーパーやコンビニのレジ袋(ポリ袋)も、もともと石油をいろいろな用途に加工・使用した後の残りカスから作られていたんですね。レジ袋(ポリ袋)を使うことは、石油の有効活用になって良いことだったんです。それなのに、使用を抑制するためと銘打って有料配布にされちゃうんですよね。

 残りカスまで利用するということが、世界的に見て日本が石油を有効活用できる国のだんとつトップな所以だったわけで、それをやめちゃったら逆に無駄使いが多くなるわけで……。

 マスコミの誤報の極めつけは、地球温暖化防止キャンペーンですね。「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」によると「故意の誤報」なんだそうです。

 温暖化で南極や北極の氷が溶けて海水面が今より70メートルも上昇することになるだとか、森林が二酸化炭素を吸収してくれるから山に植林すればいいだとか、気温上昇によって生態系に壊滅的な被害が生じる……などの警告が、嘘だとしたら……!?

 もけもけもこの本「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」を知るまでは、マスコミの地球温暖化防止キャンペーンが真実なんだと思い込んでいました。「早く温暖化を食い止めないと本当にヤバイんだ」って。

 そんな、今や日本人にとっては常識となってしまっている環境問題の嘘が暴かれ、本当に「目からウロコ」が落ちちゃう衝撃の内容です。

 初めてこの本の内容を聞く人は必ず「嘘だ!」と言いますが、科学的な根拠に基づいているので読んでみれば納得なのです。

 ここまでくれば、誤報というより、真実の隠蔽じゃないのかなぁ?

 この本、関西ローカルの人気番組「たかじんのそこまで言って委員会」で知ったんだけど、そのせいで話題になってamazonで売上第1位になってたんですよね。↓が「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」が取り上げられた放送部分です。

 関東の人は知らない(観れない)ので、ついでに説明しておくと、「たかじんのそこまで言って委員会」は、実は昔ジャーナリスト志望だったというやしきたかじんと読売テレビ解説委員の辛坊治郎の司会のもと、三宅久之、田嶋陽子、宮崎哲弥、橋下徹らが、時事問題を巡って大激論を繰り広げる超人気番組なのです。

 他の討論番組と一味違うのは、キレイごとでは済まさない本音トークが聞けるところ。エリア限定放送の理由が、全国放送してしまうと、いろんな不都合(な真実!?)があるからだっていうくらい、いわくつきの番組なんですよね。

 マスコミや政界の暴露話、果ては国家間の機密情報まで飛び出したりして、今までタブーとしてメディアで扱われなかった真相が語られたり。ためになるだけでなく相当ヤバイ話がポロリポロリと出てくるし、かなりおもしろい番組です。もけもけも毎週かかさず観てます。

 関東の人は見れなくて可哀想だな〜と思っていたら、DVDが発売されたんで(「たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION I」「たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION II」)観れない人、観てない人はどうぞ。

たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION I
よみうりテレビ (2006/06/26)
売り上げランキング: 130
おすすめ度の平均: 3.5
5 タブーなんて無い
5 とても良識あるオトナの番組
3 どこまでいって委員会?
たかじんのそこまで言って委員会 SPECIAL EDITION II
YTE (2007/04/10)
売り上げランキング: 32
おすすめ度の平均: 4.5
4 これを見ずして「関西人」は名乗れない
5 勇気ある関係者に拍手。
1 前回のDVDを買ってガッカリ(+_+)

 っと、まあ、この番組でもときどき触れられていますが、日本人はマスコミ(特にテレビや新聞などの大メディア)を信用しすぎ! もっと疑いの目ももって見るべきです。

 報道陣の無知や怠慢から生じている誤報道もありますが、いろいろ情報操作もされてますしね。(某放送局の番組中アンケートなんか、テレビ局の思惑どおりに回答が集まるように誘導される回答形式になっていたりして、笑えるというか、そこまでやるかと、もけもけでも気がついて呆れたこともあります。)

 某巨大掲示板サイト管理人がかつて「嘘を嘘と見抜けない人には(掲示板を使うのは)難しい」という言葉を流行らせましたが、マスコミに対してもまさにこの言葉のとおり、嘘を嘘と見抜く力が我々一般視聴者にも必要なのです。

 そうしないと、マスコミにいいように躍らせられるだけでなく、いつか自分自身が誤報や冤罪事件に巻き込まれることになるのでは……と恐ろしく感じる今日このごろ。

 みなさんは大丈夫ですか?

■追記

 本文中で紹介した「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」の著者の方が、直接コメントをくださいました!控訴審のその後についてのお話も。

 控訴審の経過については、今後も新潮社のホームページで報告してくださるようです。詳しくは、コメント欄を読んでくださいね。

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投稿者 もけもけ : 2007年04月17日 14:04
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コメント

拙著「でっちあげ 福岡殺人教師事件の真相」をお読みいただき誠にありがとうございます。しかも、なぜ、原告側が刑事事件にしなかったのか、民事訴訟での事実認定の限界、特に「なかった」ことを証明する難しさなど、よくぞ言っていただいたという感じで、ああ、この本を書いてよかったなと心から思いました。本当に感謝です。
そこで、耳寄りな情報をひとつ。原告側親子は3月5日付で教諭への控訴を取り下げてしまいました。しかし、福岡市とは、引き続き控訴審を争う構えです。詳しくは、「公式サイト新潮社」下段の更新情報、「でっちあげ事件、その後」を参照ください。今後とも、この事件に関心をお寄せいただければ嬉しいです。

Posted by: 福田ますみ : 2007年05月13日 21:44

著者ご本人からコメントをいただけるとは思ってもみなかったので、驚いたのとともに嬉しいです。
その後の経過も教えてくださり、ありがとうございます!
控訴審がどうなっているのか気になってたんですよ。遠方なので傍聴に行くわけにもいかず……。

新潮社の公式サイトを拝見しました。控訴審は、さらに泥沼化してるんですね。
素人考えなのですが、教諭は懲戒処分を受けて精神的にも金銭的にも損害を受けているわけですから、教諭の方から保護者に対して損害賠償および慰謝料請求の民事裁判は起こせないものなのでしょうか?
いじめが事実無根なら、名誉毀損で刑事事件にもできそうな気がしますが。
弁護士さんがついていて、やらないんだから、できないんでしょうね……。

教諭の名誉回復もそうですが、この原告児童の行く末が心配ですね。
なんだか、親への言い訳についた嘘が大げさに受け取られて、あれよあれよというまに大事件扱いになってしまい、とうとう引くに引けない状況になってしまってるのでは?という気がしないでもないので。
小学生くらいの子供だと、親に何度も言い聞かせられたら嘘でも現実と思い込むようになったり、記憶がすりかわることがあるんじゃないでしょうか。
裁判においても子供の証言が重要視されないことがあるのは、子供のそういった未発達ゆえの勘違いや思い込みが生じやすいからだと思います。
児童心理学に詳しくないので、まったくの的外れな意見かもしれませんが。

とにかく、今後の経過も注視したいと思います。経過報告、よろしくお願いします。

Posted by: もけもけ : 2007年05月15日 01:56

さすがもけもけさん。痛いところをつかれました(笑)。といって笑いごとではなく、そうした反訴やマスコミへの提訴については、教諭は強く望んでいたのですが、いろいろあり、結局見送ってしまいました。それにもう、提訴期限を過ぎています。
原告児童については、もけもけさんのおっしゃる通りだと思います。今後も続報があればお知らせいたしますので、よろしくお願いします。

Posted by: 福田ますみ : 2007年05月16日 21:01

再度のコメントありがとうございます。
ロス疑惑の三浦和義さんがマスコミに対して損害賠償訴訟を起こし数多く勝訴された事例を聞いたことがあるので、教諭にも手が残されているんじゃないかと、ふと思った次第で。
でも、やはりいろいろ検討された結果、教諭側からの提訴は控えられたのですね。

先日たまたま、教諭を知っている保護者が書いているブログを見つけました。(URLは失念してしまいましたが)
その保護者は事件とは無関係なものの、「その教諭ならやりかねないことかもしれない」と意見を書かれていました。マルチの商品説明に教諭自身から誘われた保護者がたくさんいるということも。
匿名ブログでしたし、その方が本当に教諭を知っている保護者なのか、事件に本当に無関係なのか、わからないので何とも言えませんが、そのブログを読んでまた複雑な気持ちになったのも事実です。

とにかく真相をやっぱり知りたいですね。
裁判制度の限界がありますから、裁判上では明らかにならないかもしれませんが、ぜひ福田さんに客観的・公平な立場から探ってもらいたいです。
頑張ってくださいね。期待してます!

Posted by: もけもけ : 2007年05月18日 22:31

残念ながら、その保護者のメールは見ておりませんが、結局こういうことだと思います。
昔、あの三億円事件の犯人がついに逮捕されたというニュースが流れました。すると、その「犯人」の同僚が、「あの人ならやりかねない」とテレビカメラに向かって断言。ところが直後に、その「犯人」は誤認逮捕ということで釈放されました。
なお、これ以上、この事件について言及するのは控えます。悪しからず!

Posted by: 福田ますみ : 2007年05月19日 18:38

被害者家族の訴えでは、この教師は「帰えりの会」の時に、帰宅準備のカウント・ダウンや、ピノキオ等の虐待を行っていたとの事ですね。だと言う事は、これはクラスメート全員の目前で行われていたと考えても良いのでしょうか?ならば、先生は「本当に被害者の訴え通りの暴力を頻繁に行っていました!」と、クラスメート達は証言したのでしょうか?

又かりに虐待が事実であり、そこまで世間で大きく騒がれたからには、被害者側が警察に被害届を出さなくとも、警察や検察は今件を刑事事件と考えて、自ら捜査を始めて教師を逮捕・送致したのでは無いでしょうか。もしくは実際に警察はクラスメート達に虐待の有無を確認し、犯罪性は無いと判断したからこそ逮捕は無かったのであろうと。この様な疑問が逆にこの教師の無罪、冤罪を証明しているのでは無いのかと。 

この両親にしても、どうして人は素直に過ちを素直に認められないのでしょうね・・・

Posted by: うわ! : 2008年02月18日 18:10

わたしは事件がどうだったかに関しては、福田氏の意見も、原告側の意見も、どっちも信用していないんだわ〜、という立場です。

新聞や週刊誌が書いた事も素直には信じませんが、同時にどこのライターとも判らない人が書いた本も信じる事はできません。

そんなわたしがエントリーしてまで言いたい事はただ一つ。

> 日本人って特に「被害者と名乗る者」が語る話を何一つ疑わず信じる傾向がありますよね。この事件に限らず。「人がいい」をとおりこして、ばかとしかいいようがない。どうしてなんだろう?

 真逆だと思います。
 普通は被害者が言う事はあまり信じないはずです。

 例えば栃木リンチ殺人事件。
 被害者は真面目な成年でしたけど、警察の発表で不良少年とされ、つるんでいた不良仲間に殺されてしまった、と書き立てました。実際には脅されて金を巻き上げられ暴行を受け続けていた被害者だというのに。遺族は後々まで「息子は不良だったんだって」という質問に対し訂正を続けなければいけなかったそうです。

 例えば桶川女子大生ストーカー殺人事件。
 警察が怠慢捜査を隠すためだったのか、今となっては知るよしも無いですけど、意図的にとしか思えないほど被害者の容姿(黒い服、ブランドバックを所持)などリークを行い、結果、禄に調べもしないで被害者を「風俗嬢」「ブランド依存症」と書き立てた。

 なお、桶川の件ではひとりの記者が丹念に、本当に丹念に、取材を続けた結果、異常なストーカー、殺人さえ厭わないその仲間、そして警察の怠慢と隠蔽の事実を突き止めました。

 どうせ読むのなら「遺言―桶川ストーカー殺人事件の深層」をお勧めしますよ。

Posted by: くろ : 2010年03月21日 19:25