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2004年07月10日

死とホームページと戦争と

 今週はなぜか、人の「死」について考えさせられるホームページや本に続けて出会いました。

 ホームページについては「もし、ホームページを作成している自分や家族、友人が亡くなったとき、そのホームページをどうするのか?」を話あっている掲示板を偶然みつけたのです。

 その掲示板の中では、すでに亡くなった管理人さんのホームページがいくつか紹介されていました。鬱病や末期癌の闘病生活を送られながら闘病日記が綴られていたり、同じ病気と戦っている人たちと励ましあっていたページ、あるいは不慮の事故で急逝された人のページなど。ご本人の死後に身内の人や友人たちが、故人を偲んでそのホームページをメモリアルとして継続して残しているケースがあるんですね。

 興味本位で読むものではないと思うので特定のページを紹介することはここではしませんが、中には死の前日まで日記が綴られていたり、そのホームページの読者さんたちの励ましや追悼がそのまま残されているサイトもありました。

 もけもけは今、ホームページを作るのに一所懸命で、これからどのようにサイトを発展させていこうかということばかり考えていて、自分が亡くなった後にホームページがどうなるかなんて思ってもみなかった。

 でも、死は突然訪れることもあるんですよね。そして、ホームページは作者が亡くなったとしても、サーバーから突然消えてしまうものでもないということ。放置されれば、少なくともサーバーとの契約期間終了までは残ることになるし、遺族や友人らがホームページを残したいと考えれば、そのまま公開し続けられることもある。頭で考えれば当たり前の成り行きだけれど、深い問題ですよ、これは。

 死後もホームページを残すことを本人が希望していたのかどうか、また、公開し続けている限り、新たにそのホームページを訪れる人もいるわけで、掲示板を設置していれば本人が更新しなくても書き込みが増えていったりするんですよね。そう考えれば、単なる故人のメモリアルとしてではなく、生きているホームページとして続いていくこともありえるんだということ。

 ホームページはその作者の分身であると同時に、ホームページ単体でもインターネットという電子の世界の中で息づいていくことができる、ある意味バーチャル生命体のようなものなのかもしれない。人の命の終焉にいろいろな形があるように、ホームページの終焉にもいろいろな形がありそうです。

 これを読んでいるみなさんのホームページ、または親しい人のホームページが、不幸によって「作者不在」になることがあるとすれば、どうしたいと思いますか?

 もけもけは、そうだなぁ、閉鎖してもらって構わないかな。誰かに引き継いで後世に伝えて欲しいと思えるほど価値のあるものだと思えないし、管理人が変わったら、もとの意図したサイトとは別のものになっていくかもしれないし。死後のサイトには責任持てないからね。でも、「残した方がいい」って奇特な人がいたら、譲ってもいいかなぁとも思う。なんだか、あやふやな答えだけど。

 中には、そのような不測の事態に備えて、遺言を掲載しているサイトもありました。サイトに掲載されている遺言なので民法の遺言の要件には当てはまらず、法的効力はいまのところないけれど、「意思表示」にはなるもんね。これからはネット遺言も増えていくのかもしれない。

 だけど、個人的なホームページだと、その存在を家族や友人にも明かしてないって場合があるよね。日記なんか掲載してるサイトなら、こっぱずかしくて逆に知り合いには宣伝できないってケースがありえます。もけもけも、身内や友人には知らせていなかったりするもんね。

 そんな人のホームページは、サーバー契約が切れるまで主不在のサイトとして放置されることになるんだろうなぁ。そして、訪問者はそうとは気がつかず、いつものようにサイトを訪れ「最近、管理人さんを見かけないなぁ。更新まだかなぁ」なんて考えながら月日が流れていく…。

 もしかしたら、もけもけが訪問しているサイトや、みなさんが訪問しているサイトの中にも、そんな管理者不在になったホームページがあるのかもしれないですよ。

 亡くなった方のメモリアル・ホームページを読むと、顔も知らない、話をしたこともない作者さんの、生前の息遣いが生々しく感じられて妙な気分になりました。「生きていること」と「死」とは背中合わせのものなんだなぁって神妙になってしまいました。

 翌日、さらに「生」と「死」について考えさせられる本に出会いました。職場に寄贈されていった一冊の写真集「ぼくの見た戦争―2003年イラク」です。本のタイトルを見てもあまり何も考えずに、仕事の合間に開いてみたのですが、この本にも衝撃を受けさせられました。

 この本は、ボストン在住の日本人ジャーナリストが、イラク戦争の現実を取材したときの写真集です。戦争の「善」「悪」を問うのではなく、ありのままの戦場の姿を捉えて読者に伝えたかったという本。

 著者が命がけで取材した生々しい戦場の現実に、大人のもけもけも衝撃を受けました。戦場の風景の中には、「死」というものがいたる所に転がっているんだという、これまた頭で考えたら当たり前のことかもしれないけれど、現実をリアルに突きつけられるとショックですね。

 本書は説明文にふり仮名を付けるなど児童向けの体裁をとってはいますが、戦場やイラクの街中に見つけた負傷者や死者の写真などがそのまま掲載されています。子どもが読むには刺激が強すぎるかもしれません。もし、この本を子どもに読ませるなら、大人が一緒に読んであげて欲しいですね。刺激が強すぎるからといって子どもから遠ざけてよいものなのか、現代に現実に起こっていること、死とは、戦争とはこういうものなのだ、という事実を子供たちにも知らせておくべきなのか、悩む本です。


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投稿者 もけもけ : 2004年07月10日 09:22
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コメント

はじめまして!ぱんだです!
「死」というのは、とても重い問題ですけど、
だからこそ、考えなければならないですよね。
100%確実な未来だし・・・
こちらのブログでも度々扱っているテーマなので
よかったらのぞいてみてください!
コメントなどいただけると倍うれしいです!
ではまた! (*^。^*)

Posted by: ぱんだ : 2005年04月21日 20:51
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